子供が何気に
こんな質問してきました。
![\"2020-07-08.jpg"](https://kitagawakoumuten.com/wp-content/uploads/img/2020-07-08.jpg)
文章をカタカナだけや,カタカナ・漢字混じり文で綴るときに,「を」を表記するのに用います。
たとえば,「私ハ イマ ゴハンヲ 食ベテイマス」。
どんな場合があるかというと,
○保育関係の文章などで,小さい子ども(まあ就学前でしょうか)の言葉を表記するとき。
○言語学関係の文章などで,話し手の音声をなるべくそのまま表記するとき(もっともその場合は「オ」を使うこともあります)
○マンガなどで,外国人のセリフに外国人らしい雰囲気(たどたどしさ等?)を出すとき(最近ではカタカナにしないことも多いですね)。
○一昔前,コンピュータが出力する文章(漢字が扱えなかった)。
○一昔前の電報の文章。
○戦前に書かれた,法律などフォーマルな文章。(例:民法第3条「満二十年ヲ以テ成年トス」)
○人名・会社名などの固有名詞(例:田口トモロヲ)。
といったところでしょうか。
また,歴史的仮名遣い(いわゆる旧かな)で書けば,さらに使う機会は増えます(例:ヲンナ=女)。
やっぱり 使いみちは無いですね。