地震の話と 金物補強工事

 

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こんにちは♪ こんばんは♪
便利屋kitagawa(彦根市)の blog担当 hide(一級建築士)電気工事士です。
本日も どうぞよろしくお願いいたします


耐震改修の続き・・・
お客様に説明しましたら、
結構本格的にやって欲しいとのこと。
和室の壁は窓を無くして壁にしても良い
瓦の葺き替え→桟葺工法に。
あらら・・・。
本格的に行えば、数百万はかかります。
果たして数百万かけたからと行って
震度7に耐えられるとは思いません。
商売っけが無いですが・・・。

震度は

震度5
震度6
震度7
と 単純な数値です。
しかし 震度5~6の間には
もちろん分類もあるわけで、震度5.1 震度5.9とは
雲泥の差があるわけです。
災害時にわかりやすくしただけです。

ですが 上記のような事が考えられるので

震度7とは震度計による計測震度が 6.5以上
震度6強は 6.0以上6.5未満
震度6弱は 5.5以上6.0未満
震度5強は 5.0以上5.5未満
震度5弱は 4.5以上5.0未満


と変わったわけです。
良く 震度5の地震は地震速報で
見かけるかと思います。

震度5対応の家
震度6対応の家
震度7対応の家

と簡単に分類できるわけですが、
震度5対応の家が震度6に対応できる家にするには
凄い事なんです。

単純に壁の一部を補強しても
ひょっとしたら 従来の5対応の家が
震度5.01にしか変わっていないかもしれません。

地震時には
全壊、半壊、破損
二階はそのままで、一階が潰れる。
家具の転倒
地割れ
火災
が考えられます。

大きな地震が来ると、火災が起きやすいです。
一軒の火災だけではなく、
延焼と呼ばれる、密集地での延焼はもちろんですが
離れていても延焼って起きるのです。
基準法で範囲は決めれられているのですが、
20m離れていても延焼は起きます。
古い建物や、外壁に木を使っていたり。
近所に火災が発生した場合、
自宅を火災から守ります。水で誰もが守ろうと
思いますが、地震時はライフラインが絶たれます。
そうです。水が出ないのです。

残念ながら見守るしか無い状況になります。
そうならない為にも、外部は防火仕様にすべきです。

基準法には防火地域、準防火地域と定められている
地域があります。
その地域以外でも、防火仕様は大事な事です。

次に、
阪神大震災の時 6434人の方が亡くなられました。
しかし その中で タンスによる圧死が1割おられます。
良く 家具の転倒防止金具みたいな物を見たことがありませんか?
あれをつけるだけで、改善されるものです。


え!タンスの上に物が置けないし、
見栄えが悪いから、取付はしたくな~い!

って誰でも思うでしょうね・・・。
美観損なわず、
荷物もおける方法

があるんですよ!

もし、このblogを読んで、心配になった、
頼みたい!とお思いの方は、当店HP
にアクセスをお願いします。


金物の話は!?
金物をつけるだけで、地震が来ても
大丈夫ではないのですね。

まとめると
倒壊の危険のある家の場合

1階で寝ない。
タンスをしっかりと固定する。
外部を防火仕様にする


たったこれだけでも、生存確率、が
ぐっと!上がります。

意味のない箇所に金物をつけただけでは、
なんにも 変わりません。

ということで、
昨日は床を全部めくって、
土台と柱に金物を、梁と柱に金物を
すべて取り付けました。

さらに剛性を持たせる為に、
15mmの合板を貼ろうと考えています。
本来ですと、ホールダウン金物があれば
良いかと思いますが、場所自体が引き抜きの
かかる場所では無いので、金物と合板で
良しとします。

火打ち金物を取付、
床下の束は、地面に直接置いてあるので
鋼製の束に替えます。
兆候があるとはいえ案外シロアリも怖いのです。
柱を食われていたら、建物が相当もろくなり、
地震はもちろんの事、自然に倒壊する可能性があります。
今回のお客様の家は オール桧住宅なので
一般の家よりは安心です。

震度7に対応するには、
構造からやり替え、基礎もやり替え、屋根も葺き替え、
莫大な費用がかかります。

お金をかける事が無駄とは言いませんが、
小さい事、気づかない事が、軽視されている感じです。


実際の建物を破壊する実験データーで
金物をこってりと止めた建物と
金物を使わない建物で、使わない建物が行き残ったとの
データを見たことがあります。

金物をつけた方が良いに決まっていますが、
金物がすべてではないようです。

木の特性、
金物の特性、
建物のバランス等が
すべて整ってこそ 耐震性が増します。

地震時、廻りに何もない所に置いてある
アルミ製の脚立は 倒壊しません。
地面に置いてあるイナバの物置も倒壊しません。
なぜかと言うと、地面に固定していないからです。
地震の揺れが建物に直接伝わらないからです。
                         
究極は、地面と建物の間に
免震層を設ける事です。そうすると地震時にあまり揺れも感じませんし、                               建物を守ることができます。
古い建物なんて基礎はありません。地面に!石に!
直接載ってるだけです。
こんな建物が倒壊しないなんて!って事が実際にあります。
                          
阪神大震災時は、救出マニュアルや、災害マニュアルが確立されて
いませんでした。現在に当時の地震が起きても、6434人も亡くす事は
無いでしょう。
建物の耐震性も上がっていますし、マニュアルや、防災機器、重機、救済ヘリコプター
の他府県等の支援も整っていると思います。
                         
地震の事は一度気になると、余計に気になるものです。
マスコミが、10年以内に大地震が起きる地域とか言われると・・・。

悪徳な業者に騙されないように、お願いしますね。
















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